はりねずみはころがる。

子育てや教養、その他日々の気づきを書いています。

責難は成事にあらず

息子の口ぐせ

 もっと授業が面白かったら。

違うコーチから指導を受けてたら。

うちが強豪校だったら。

息子の愚痴は、ほとんどこんなものばかりでした。

「まわりがこうだから、ぼくは○○できない。」みたいな発言です😅

わたしも思うことあるので、私のせいでもあります。

 

こんな時に思い出すのは、

「責難は成事にあらず」と言う言葉。

故事成語のように見えますが、

小野不由美さんの『十二国記 「華胥の幽夢 (かしょのゆめ)」』に出てくるセリフです。

「先代の王のやり方が悪いと言って王を討ったけれど、それはなにかを成し遂げたことにはならない。」

という自嘲した言葉です。

 


華胥の幽夢 (かしょのゆめ) 十二国記 7 (新潮文庫)

 

 

全く関係ないけど、

十二国記シリーズ最新刊出てます♪

 


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実はまだ読んでません。

先日、どこで買うのがお得か?と考えてみましたが、結果としてAmazonで買いました😁

 

harinezmi.hatenablog.com

 

理由はいろいろあるんですが、まぁ、それについては機会があったら。

 

しかし、まだ届いていません😓

品切れだったし、僻地だから仕方ない。

この待っている時間をたのしもう🎶

だって、読み終えてしまったら、終わっちゃうじゃないですか!

 

たまたま本屋に寄って、店頭に並んでいるのを見たとしても、なかは見ません。

このウズウズそわそわを楽しむのです!!(ちょっと変態??)

ヤマトさん、配達お願いしますよ。

 

いや、ゆうパックで来ました(^^)

郵便局員さんありがとう<(_ _)>

 

 

さて、本題

卓球部の練習を見に行ったり、大会の応援に行くと、最後にコーチから指導があるのですが、

たいていの場合、ほめるよりも叱責なんです。

そのことで、子供たちや保護者から不満が出ることが多々あります。

というか、毎度?

たしかにコーチも完璧ではないですから、不満も出るでしょうけれど。

それよりも、自分はなにができるか、を考えた方がだと思うのです。

自分より長く生きてきた人を変えようとするのは、かなりストレスフルではないですか?

 

 

自分の子供の足りない部分や、どうやったらコーチの指導がわかるようになるのか、

コーチが言う技術はどうやったら習得できるのか、

顧問の先生にどういう働きかけをしたら良いのか、を考え、実行する方がいいとおもうんです。

 

 

息子も最初、特に筋トレを嫌がっていました。

筋トレの必要性が分からなかったらしいのです。

(これも不思議な話ですが💦)

私と主人は、

「やる前から文句を言うな。やってみてダメだった時に初めて文句を言いなさい。」

と繰り返しました。

 

 

息子はしぶしぶ、コーチの言っている中で、一番まともだと思えるものを実践することにしました。

それは、350mlのペットボトルに水をいれて素振り練習すること。 毎日100回程度。

この練習がいいか悪いか、は私には判断しかねますが、

息子はこれを繰り返し行うことで筋力がついて、スイングが速くなり、回転もかけやすくなっていったようです。

目に見えて腕が太くなってからは、それまでの息子が別人のように、筋トレ好きになり、体幹や足も鍛えるようになりました。

そうそう、筋トレする前の息子のあだ名は「つまようじ」だったそうです💧

それくらい細かったんです。

筋トレを続けた結果、目に見えた成果は、本人の自信にもなってくれました。

メンタリストDaigoさんも「自分を変えたかったら、筋トレがおすすめ」って言ってました。

 

 やってみてから、成果が出なければ違うことに挑戦する。やってみる前から、考え方が古いとか、意味が分からないとか言っていては成長はみこめません。

「責難は成事にあらず」なんですから。

 

 

花巻東高校野球部のはなし

 


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これの著者の大島啓介さんは以前、花巻東高校野球部のメンタルコーチをされていたそうです。

この本の中でこの花巻東高校野球部の話が出てきます。

キツイ練習の最後に、監督が走り込みを支持することがあるそうです。実際、選手はくたくたになっているところで、普通なら「えーー、やりたくない」と言いかねない状況。

そんな中、花東野球部員は、「やったー!これでもっと足が速くなるぞ!」と自分を鼓舞し、笑顔で取り組むのだそうです。

きつい練習もとらえ方次第で、自分を成長させられるものになるのだと思います。

 

 

この本を読み終えた後、

卓球マシーンでさんざん打ち込みをし、へとへとになった後でフットワーク練習をさせられていた息子に、

わたしがなんて声をかけたか、想像できますでしょう??

おかげで、ランナーズハイ状態で練習を終了することができたのでした (*‘∀‘)

 息子よ、よくぐれなかったな。えらい、えらい🎵